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SeaFrogs Sony A6xxx series Salted Line housing(防水カメラハウジング)人柱スーパーレビュー

※2021年11月加筆
この記事は2019年4月の記事です。A6xxx series Salted Lineは現在バージョンアップされておりさらに改良がなされていいハウジングになっています。低価格で60m防水というすばらしい製品です。スタンダードポートはマクロレンズのSEL30M35とワイドレンズのSEL1018が格納可能で人気のa6400と合わせてミラーレス一眼カメラ最低価格水準の構成で水中カメラにすることが可能な防水ハウジング。ぜひみなさんに試してほしいですね。

▼昔の記事
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SeaFrogs Sony A6xxx series Salted Line housing(防水カメラハウジング)買った。ちなみにわたしが使用しているカメラはα6400です。こちらのハウジングは中国製、6000,6300,6500用ですが、6400もいけるだろ6300のバージョンアップ版だしってことで購入しましたが、いろいろハプニングもありました。
本当は、アクアパッツア(日本産でめちゃかっこいい)のハウジングが本当はほしかったんですが、高すぎてこれにしました。
深センから、香港へと経由し注文してから1週間で届いた
まずお値段
・Dry dome portのハウジング$492.00 USD
・Macro port $100.00 USD
・アーム $69.99 USD
・送料 約10ドル
以上で$691.93 USDでした。日本円(この時1ドル111円くらい)に直して、約8万円

アクアパッツアのハウジング買ったらマクロポートと対応するINONのガラス製ドームポート買って約30万円くらいでしょうか。3分の1以下の値段で済むってスゴイ!
ただ安いのには理由もあるわけで、不具合が何点かあったので、そのレビューです。
α6000~6500のマクロはSEL30M35、ワイドはSEL1018、便利ズームレンズはSELP1650が選択肢です。マクロは90mm F2.8のフルサイズ用を使う手もありますが高すぎるのでパスです。
わたしは基本的にマクロ用SEL30M35、ワイド用SEL1018の2つのみ使うつもり。(もしかしたらSIGMA 16mm F1.4も使うかもだけど)
SELP1650とSEL1018のズームリングは標準装備。ポートはアクリル製。軽いのでこっちのほうが自分的には好み。

(1)開封編

中国からの通販は壊れていることもあるということで開封は必ず動画を撮影しながら行うという掟(返品対応するときの証拠のため)があるとのことなので、動画を取りながら開封しました、
案の定、箱はボコボコでした(笑)
ブログにあげるつもりはなかったので、完全にパジャマです(汗)

ファインダーカバーを取りましょう。マクロレンズのSEL30M35は、レンズ前のカバーも撮りましょう。寸法がギリギリです。

(2)不具合編① 電源スイッチ

電源の安っぽい内部の取っ手がとれてしまい、ハメるもすぐ取れてしまう
どうやら採寸が微妙にあっておらずうまくハマらないし、カメラの電源スイッチにうまくフィットせず
どうやら、α6000とα6300とα6400のパーツ、α6500のパーツは違うと判明しました(ホント頭が悪いです)

(3)不具合編② モードダイヤル、コントロールダイヤルが回らない

微妙に採寸が合っておらずダイヤルが回らない

※対処法

スペアパーツでα6000用の大きなゴムパーツがあります。α6000は一回り小さいので、大きなパーツが必要ということでモードダイヤル、コントロールダイヤルの接触部分が大きなパーツが用意されています。こちらを使います。
私の場合は
モードダイヤルに、ギザギザのα6500・6300用のゴムパーツ
コントロールダイヤルにα6000のゴムパーツ(2つあるので気持ち小さいほう)
をつけました。

結局キツキツすぎてうまく回らなかったので、α6500・6300用のゴムパーツにスポーツのテーピンング用テープを2,3周まいて1mm~2mmほど太くしました。そしたらまあ不思議!きれいにスルスルとダイヤルが回るようになりました

ちなみにデフォルトは
モードダイヤルにつるつるのα6500・6300用のゴムパーツ
コントロールダイヤルにはα6000のギザギザのα6500・6300用のゴムパーツがついていました。

α6000を入れるときの参考動画が公式であるので、モードダイヤル、コントロールダイヤルのゴムペーツ交換はこちらを参考に(1分20秒くらいから)


How to insert Sony A6000 camera inside SeaFrogs A6xxx series Salted Line waterproof housing

(4)総括

無事、使えるようになったハウジング。まだ水に沈めてないのでそのうち沈める予定。
来週は宮古島で海に漬けてきます。
総括すると、ハウジング自体はけっこうかっこよく、トラブルはありましたが、これで700ドルならまあまあいいかなと。
【長所】
・ドーム付き、アーム付き、マクロポート込み、送料入れて700ドル、安い
・発送が速く送料も10ドルで安かった
・白色がかっこいい
・水の侵入すると鳴るアラームがある(知らないときに触るとビックリします)
・Oリングのスペアがついている
・別購入で真空バルブもある(買ってないけど)

【短所】
・日本語の説明書がない
・ポート交換の際にストッパーを止めるネジで、ドライバーが必要。ドライバーを持ち歩く必要がある
・やや作りが甘いのでそこが不安
・ダイビングでまだ試してないので不安
・今回のトラブル対処が今後悪い方向に影響しないか不安
・カエルのマークがもっとカッコよかったらいいのに

ということで不安というやや精神的な問題が不安材料です。
私のカメラα6400はα6300と一緒だとおもっていたのですが、もしかしたら少しだけ違って、こういった問題があるのかな?とも思いました。
アロンアロファでくっつけた電源スイッチ干渉部分は、α6000用パーツを取り付けていたらうまくいっていた可能性もあります。アロンアルファでくっつけてしまったのでもう遅しですが…。

モードダイヤル、コントロールダイヤル2つともまわらなかったときは本当に焦りました。うまく対処できてよかった。
ちなみにはじめコントロールホイールも動かなかったんですが、内部をしっかり調整したらしっかり干渉して動くようになりました。
というわけでいろいろ不安材料があるSeaFrogs Sony A6xxx series Salted Line housingです。
もともとダイビングは自己責任だし、海外通販も自己責任なのでトラブルに自己対処できる人だけよかったら参考にして買ってくださいね。これでちゃんと水中写真が撮れたら最高のコスパだと思ういますがいいダイビングができるといいですなあ。

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